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我が家の双子ももうじき2歳。
赤ちゃんの頃の忙しさがひと段落して
(代わりにイヤイヤ期がはじまりましたが(^_^;)

 

少しだけゆとりが出てきたのか、
双子姉妹の将来に思いをはせる時間が増えてきました。

 

双子というと、
以心伝心でいかにも仲良しという印象がありましたが、
実際は双子だからこそ
きょうだい仲は最悪、
ということもままあるようです。

 

せっかく双子に生まれたのですから、
仲良く育ってほしいと思うのが親心。

 

どのようなことに気を付ければ
仲の良いきょうだいに育つのでしょうか。

 

仲の悪い(相手が嫌いな)双子の事例

関連記事:姉妹格差は双子でもある?姉妹差別は母の本能って本当?

 

小さい頃は物の取り合いが絶えなかったり、
母の膝の奪い合いなど日常茶飯事だと思いますが、
ある意味、年齢が低いことにより生じているケンカではあります。

 

それが就園、就学すると、
顔が似ているということで
周囲から比べられたり、同一視されたりすることが原因で
「双子であることへのコンプレックス」が生まれ、
結果として
「双子のもう1人に対して疎ましさを覚える」状態になることがしばしばあるようです。

 

うちの娘たちは小3で、2人きりの姉妹なのに、朝起きた時からバトル開始。
布団の中でどっちが先に起きてカーテン開けるかから喧嘩し始め、とにかく自分が相手よりも1つでも余計な事をしたくない。
カーテンは昨日自分が開けたから今度はあんたの番だとか、さっき私がカーテン開けたんだから新聞は持ってこないとか…。
そんなに仲が悪いなら別々に行動すればいいのに、お化けが怖いもんだから、お風呂もトイレも歯磨きも一緒。結果、狭い家なので押し合いへし合い大喧嘩…。
お互い意見が一致してる時は、本当に仲良く遊ぶのですが、一日のわずかな時間だけです。

 

小学校時代はクラスもクラブも習い事も一緒で 洋服はけんかするからと言って色違いか一緒の物でした。常に一緒というのや比べられたり二人で1つとか双子双子と言われるのがとても嫌で相手よりちょっとでも 負けるのがとても悔しく嫌でした。

「テストで姉が正解したところで、私が間違えると、『なんでお姉ちゃんはできるのに、あなたはできないの?』と言われるなど、比べられることは多かった。

また『お姉ちゃんはここにホクロがあるのに、なんであなたにはないの?』など言ってくる人も。『双子だからなんでも一緒だと思うな!』という気分です」

私たちも高校から学校が別でしたが取っ組み合いのケンカ なんて日常茶飯事で学校で目が合っても喋ることはありませんでした。
とても仲良しの双子とはお世辞でも言えない双子でした。
なんで私だけ同じ学年に兄弟がいるんだろう、どうせ先生たちも比べているんだと思い、双子であることを凄く恥ずかしく嫌に思っていました。高校の友達にも短大の友達にも就職してからでも 双子と言うと決まり文句かのように「写真見せて」なんてこともしょっちゅう・・・
双子なのに・・・そんな言葉も嫌になるほど言われてきました。 双子でも一人ひとりの個性があるのに・・・。何度も思いました。 本当に嫌でした。

私も1日何回?というぐらいケンカばかりでした。
あまりにケンカばかりで、塾などからは苦情が来るし、学校では絶対同じクラスにしないでくださいと親がお願いするしで。。。
本当にすごかったです。

別の高校にいきたかったのですが成績も同じレベルなので高校まで一緒でした。
そして部活も委員会も一緒。。。と。
ですが、高校入学時に、ふたりで、「私たち高校生になったんだから、周りに迷惑掛けないように、ケンカはやめようね。」
と話し合ったのを覚えています。

「姉が結婚した時に、周りが姉の夫に『顔が似ているから、妹にも興奮する?』『先に妹と会っていたら、妹と恋に落ちて結婚したかもね』と、変なことを…。

『顔が似ているから、姉でも妹でも一緒』と思われるなんて、それだけでも私たち双子にとってはイヤな気持ちになったし、ぜんぜん笑えないです。

また姉は神経質で、そう言われ続けるうちに『もしかしたら妹と不倫するかも』と妄想を広げるようになり、結婚後には『夫に会わせたくない…』と顔を合わせることがなくなりました」

 

などなど、
特に小学校に上がってから、中学、高校と
双子であることを理由に嫌な思いをすることは
珍しくないようです。

 

常に比較され、あるいは、同一視されてしまうことは
双子の宿命とも言えますが、
多感な時期にはとてもつらい経験だといえます。

 

仲の良い双子の事例



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仲の悪い事例ばかり見ていると
親としても気が滅入りますが、
ネットではこんな書き込みもありました。

今年で高校1年生になっても、 親戚からは「二人の世界をつくりすぎだ」と 言われて怒られるくらい
ずっと一緒にいます。

高校生にも なって…と 引くかもしれませんが、例えば

●ずっと2人で話す
(姉といたら いつくでも話がつきません)

●寝るときも 手を繋いだり、ぴったりくっついて寝る

●お風呂も一緒 等…

一緒に いない時といえば 学校くらいです。

私には 姉がいるから
友達は いなくてもいける…
と考えてしまい1人しか友達がいません

何をするにも どこにいても姉と一緒です。

こんな関係が 社会人になっても続くと 自立が出来ないのではないか と思うんですが…

 

当然と言えば当然ですが、
双子の兄弟姉妹でとても仲が良い、
一番の理解者だというような意見はたくさんあります。

 

特に姉妹の場合は、
逆に依存しすぎるという問題まであるとか。。。

 

また、
さきほど取り上げた仲の悪い(相手が嫌いな)双子の事例の中でも、
クラスが分かれる、成人する、結婚する、などして
お互いの環境が変わった後に
関係性が落ちついて、
それからは大の仲良しになり、双子でよかったと思うようになったという意見が多かったです。

 

双子を仲良く育てるのに必要なこと


関連記事:一卵性の双子なのに全然違う!のは当たり前~という話

 

仲の悪い双子の事例に触れていると、
やはり共通しているのは
「周囲から比較や同一視されること」
だと感じます。

 

歳の差のある普通のきょうだいとは違い、
クラス、学校が同じことで
受けるテストや運動会の種目なども全く同じだったりすると、
 あからさまに比較の対象になってしまいます。

 

また、同一視され、
「どっちがどっちでも同じ」
「2人で1人」のような扱いをされることも
本人が傷つき、双子であることに嫌気がさすことの原因となるでしょう。

 

クラスメートや教師に理解が乏しいのは
しかたがないにしても、
親が
「○○ちゃんはできるのに、どうして△△ちゃんはできないの」などと
どちらかを引き合いに出してお説教しようものなら、
怒られた方は妬みや劣等感を激しく感じ、
友達を巻き込んでもう1人をいじめたり、周囲に悪口を言うこともあるようです。

 

普通の兄弟姉妹以上に
「比べないこと」
「1人ひとりの人格を尊重すること」
大切であるといえます。

また、
2人に常に平等に接しようと考えている親も多いと思いますが、
2人に個性がある以上、効果的な叱り方や声掛けの仕方はどうしても違ってきます。

手のかかる方と、お利口さんの方に分かれていく場合もあるでしょう。

そういった場合、
同じように接することが平等ではなく、
「1人ひとりに向き合う時間」を少しでもいいから作り、
いつもはお利口にしている(ようにみえる)方にも
甘えさせてあげる時間を確保するなど意識することが大切です。

 

双子で仲が悪くても成長して関係性が変わることも



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双子のケンカが絶えず心配している親御さんもおられると思います。

 

特に多感な時期は双子本人たちも
周囲からの扱いで辛い思いをしていることもあり、
卒業したり成人したり、環境が変わらない限りは
改善しないこともあるかと思います。

 

しかし、きょうだい関係は変わっていくものですし、
仲が悪かった双子でも大人になって大の仲良しになった、という事例はたくさんあります。
それは、双子に限らず、普通のきょうだい関係でも同じですね。

 

ですから、親は長い目で見て、
おおらかな気持ちで子育てしていけるといいのではないかと思います。

まとめ


 関連記事:うちの双子は一卵性?二卵性?自分で簡単にできる診断法があった!

 

双子は就園、就学後に周囲から比較、同一視される機会が多く、
そのことで本人たちが双子であることに嫌気がさし、
もう1人に対し妬みや疎ましさを感じることも多いようです。

 

しかし、学校が別々になったり、成人して環境が変わるなどすると
仲が悪かった双子であっても、大の仲良し、一番の理解者になることも多いです。

 

一過性の仲の悪さにあまり悩みすぎず、
長い目で見ておおらかな気持ちで子育てするとよいでしょう。

 

仲の良い双子に育てるためには
「比較しないこと」
「1人ひとりの人格を尊重すること」が何より大切です。

 

同じように接することが必ずしも平等ではなく、
1人ひとりと向き合う時間を取り、
充分に甘えさせてあげることも重要です。

 

最終的に
双子に生まれてよかったと
思ってくれるように、
育てていきたいものですね。



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