双子を育てるというのはとても貴重な経験です。
ですが、世の中には
2組の双子を産んだり、
双子の後に三つ子を産んだりする人もいるくらいです。
そして今日登場するのは
一卵性の双子姉妹(もう成人)のママで、
なんと自分自身も一卵性の双子!という方なのです。
自分自身も一卵性の双子で、
「双子なんかに生まれなきゃよかった」
「双子が嫌でたまらない」という経験を生かして子育てしたところ、
娘たちは
大の仲良し双子に育ち、
「双子に産んでくれてありがとう!」といつも言ってくれるそうなのです。
そんな、双子本人だからこそわかる双子育児のコツについてご紹介します。
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双子の効果的な褒め方
関連記事:【双子育児の悩み】なんで双子なの?双子じゃなかったら、という思い
双子の片方を褒めるとき、
もちろん褒められた方は嬉しいのですが、
「自分だけ褒められた」という罪悪を感じて心から喜べない
ということがあるそうです。
また、もう片方の子からすると
「相手ばかり褒められてずるい」という感情が生まれることも。
そうしたことから、
双子の片方を褒めた時は必ず、
もう片方の子も
「〇〇ちゃんができたのをいっしょに喜んであげられて△△ちゃんは偉いね、優しいね。
そういう優しい△△ちゃんがお母さんは大好きだよ」
と褒めてあげるとよいそうです。
そうすると、相手の成功を自分も喜べるようになり、
自分が褒められた時も、心から喜べるようになると。
ここで、
「〇〇ちゃんはできて偉いね~、△△ちゃんはどうしてできないの?」などと
ライバル心を煽ったり、
お互いを比べて、片方を傷つけるようなことを言ってしまうと
対抗心や劣等感が生まれて、相手を疎ましく思う関係性ができてしまいます。
これは何も双子に限らず、
歳の差のあるきょうだいであっても、同じことが言えますね。
特に、下の子を褒めるときに上の子も褒めてあげると
(例:妹ちゃんができたのはお兄ちゃんのことをいつも見てるからかな?さすがお兄ちゃん)
上の子の気持ちが満たされて赤ちゃん返りも防げるし、
下の子が上の子を尊敬するようになるので
結果、上の子が下の子の面倒をよく見るようになるという話を
確かに聞いたことがあります。
双子の話に戻りますが、
相手の成功も自分の成功のように喜べる関係性が築ければ、
将来、例えば
「どちらかが受験に成功して、どちらかが失敗した」というような場面に出くわしても
関係性がギスギスするのではなく、
心から相手の成功を素直に喜び、また、相手の失敗を一緒に悲しむことが
できるようになるのではないでしょうか。
どちらかを褒めるときはもう片方も褒める。
さっそく我が家も取り入れたいと思います。
双子がいちばん嫌なこと
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双子がいちばん嫌なことは、
ずばり
比べられること
だそうです。
これは普通の年の差のあるきょうだいでも同じだと思いますが、
やはり、双子はとかく比べられる運命にあることはある程度しかたないことではあるので、
親だけはなるべく比べないように育てていきたいものです。
参考記事:双子の兄弟姉妹、仲良く育てるには?「平等」より「比べない」
「同じ双子なのにどうして〇〇ちゃんはできないの?」
「△△ちゃんができるんだから〇〇ちゃんだってできるはず!」
「〇〇ちゃんと違って△△ちゃんは偉いね(ダメね)」
は禁句です!!
どうしても比べてしまいがちだと思いますが、
常に頭の片隅に「比べることは双子を傷つけることだ」と
忘れずにいたいです。
まとめ
双子本人だからこそ、
双子育児で何に気を付ければいいかよくわかることがあると思います。
絶対に比べないこと。
褒めるときは両方褒めること。
私も肝に銘じて
双子育児に勤しみたいと思います。
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