双子の妊娠中に気になるのは
早産になりやすいと言われる双子、
実際どのくらいの週数で生まれることが多いか
ということではないでしょうか。
双子の平均分娩週数と
何週以降になれば予後が良いのか
まとめました。
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双子の出産時期の平均(平均分娩週数)は?
双子の妊娠(双胎妊娠)の場合
母体への負担は大きく
お腹の大きさ(子宮底)も30週(8か月)くらいで
単胎妊娠の臨月並みの大きさになります。
こちらの、人口動態統計からみても
単胎の場合、95%以上が37週以降に出産となるのに対し
双子(双胎)の場合、半数近くが32~36週に出産となっています。
平均すると約35週になるようです。
産前産後休業(産休)も
単胎の場合(産前6週から取得可能)より
双胎の場合(産前14週から取得可能)は
2か月も前から取れることからも
双子妊娠の場合は、妊娠32週頃からは
いつ出産になってもおかしくない状態と考え
安静にしたり、出産準備に備える必要があるでしょう。
お腹もどんどん大きくなり、動きづらくなるので
ネットではなくてお店で買うものは早目がいいですね。
何週を超えれば障がいのリスクが減るのか
双胎妊娠の半数以上が
37週未満の早産になるというデータもありますが
何週を超えれば安心してもよいのでしょうか。
特に、早産は多胎妊娠では頻度が高く、双胎妊娠の児の予後に大きく関わる合併症です。
2000 年から 2008 年までの日本人口動態統計によれば、37 週未満の早産は 54.3%と非常に高率です。しかし、近年では新生児医療の発達により早産で出生された児の予後は大きく改善されてきました。
28 週以降の出生であれば児の予後は比較的良好です。同統計では双胎妊娠における 28 週未満の早産率は 2.4%ですので、ほとんどの場合、双胎妊娠の予後は不良ではありません。
しかし、ハイリスクであるという認識のもと、妊婦さんも医療者も妊娠経過を見守っていく必要があると考えます。
私もはじめて多胎妊娠専門外来を受診した際
「おおむね28週、1000gを越えていれば予後は良好」という説明を受け
そんなレベル感なのか(双胎妊娠のリスクはそれほど高いのか)と
びっくりした記憶があります。
2.4%という数字も
ありえない数字ではないので
安心はできないと思いました。
なにしろ、双子を妊娠した時点で
確率の低いことをひとつ体験しているわけですから。。。
なので
実際に28週の健診を終え
推定体重が1000gを超えた時は少し安心したものです。
まさか翌週29週で出産になるとは夢にも思いませんでしたが。。。
実際、私は29週4日で出産になりましたが(1280gと1400g)
予後は今のところ(1歳10か月)かなり良好です。
(追記:4歳になった今も、予後は完全に良好です!)
まとめ
双子妊娠(双胎妊娠)の場合
半数近くが37週未満の早産となり
平均すると35週での出産となります。
28週を超えていれば
おおむね予後は良好とのデータがあります。
妊娠8か月に入ったら
いつ生まれてもおかしくないと考え
それまでに出産準備を整えておくと安心ですね。
できるだけ早産を防ぐために
できることは何でもしておくといいと思います。
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