【双子の基礎知識】一卵性と二卵性はどう違う？

同じ双子といっても、一卵性か二卵性かで、妊娠中の管理から生まれた後の性格・育ち方までさまざまな違いがあります。

一卵性と二卵性の双子は何が違うのかまとめてみました。

一卵性双生児と二卵性双生児の違いとは？

一卵性、二卵性、という言葉は聞いたことがあると思います。

それぞれの違いを知るために、そもそも双子はどのようにして誕生するのかを見ていきましょう。

そもそも双子が生まれる仕組みとは

こちらの関連記事（一卵性・二卵性だけじゃない！？妊娠中に双子の膜性の種類を知る重要性）でもすこし触れましたが、１つの受精卵が何らかの原因で２つに分かれ、その後それぞれが育つと一卵性の双子になります。それに対し、２つの卵子が同時にそれぞれ受精してできるのが二卵性の双子です。読んで字のごとく、ではありますが、一卵性の双子はもともと１つの受精卵だったのに対し、二卵性の双子は、普通は年の差のあるきょうだいが同時に生まれてくる、というイメージです。

一卵性の双子の受精卵が分離する原因についてはいまだに良くわかっていないようなのですが、二卵性の双子になるのは不妊治療により複数個の受精卵を母体に戻した場合や、排卵誘発剤やもともとの体質で２個以上の排卵が起き、それぞれが受精して成長する場合などがあります。

一卵性の双子と二卵性の双子の比較

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一卵性の双子と二卵性の双子の違いについてまとめてみました。

一般的に「そっくり」とされるのは一卵性の双子が多いですが、一卵性でもあまり外見の似ていない場合や、二卵性でも同性でそっくりな双子さんもいます。男女の場合はほぼ間違いなく二卵性ですね。

一卵性の双子はそっくり同じなの？

一卵性の双子は、もともとはひとつの受精卵から育っていますし、ＤＮＡは同じなので、外見から性格まで、何から何まで全く同じなのではないかと思われる方もいるかもしれません。動きがシンクロするとか、テレパシーが使える、なんて話もどこかで聞いたことがあるかもしれません。しかし、実際には一卵性の双子であっても、外見もまったく区別がつかないほど同じ、ということはありませんし、性格も全然違います。こちらの記事にその科学的な仕組みを紹介したのでよかったらチェックしてみてください。

一卵性の双子なのに全然違う！のは当たり前～という話

我が家の双子は一卵性ですが、１歳７か月の今、性格は全く違いますし、外見も人によっては所見でも区別がつくくらい違います。私もまわりに双子がいませんし、一卵性の双子ってもっとそっくりなのかと思っていたので、双子って不思議だなぁとつくづく思います。

 


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