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双子を妊娠したとなれば気になるのは一卵性か、二卵性か、ですね。
私の場合、妊娠8週くらいで双子判明時にすぐ一卵性と教えてもらえたのですが、
実は、妊娠中には一卵性・二卵性以外に知っておくべき双子の種類があるのです。

妊娠中は卵性よりも膜性?

双子は、1つの卵子と1つの精子が受精し、もともと1つだった受精卵が何らかの原因で2つに分かれた一卵性と、
2つの受精卵と2つの精子がそれぞれ受精した二卵性とに分けられるのは有名な話ですが、
実はそれ以外の分類があります。


「双子が入っている部屋が1つか2つか」(1つの胎盤を共有か、2つの胎盤があるか)と、
部屋が1つの場合、「部屋の中に仕切りがあるかないか」という分け方です。

二卵性の場合はもちろん、2人それぞれが、それぞれの部屋でそれぞれの胎盤を持っているので比較的安定的です。

一卵性の場合は、以下のように分けられます。

  • 二絨毛膜二羊膜(DDツイン)
    一卵性の場合でも、受精卵が早い時期に2つに分かれると、二絨毛膜二羊膜(DDツイン)と言って、
    二卵性と同じような状態で胎盤は2つです。
  • 一絨毛膜二羊膜(MDツイン)
    少し遅く受精卵が分かれると、一絨毛膜二羊膜(MDツイン)と言って、部屋はひとつしかなく、
    そのかわり、パーテーションで仕切られているような状態になります。この場合、仕切りがあるので
    それなりに自由はありますが、栄養は1つの胎盤を共有するので偏るリスクがあります。
  • 一絨毛膜一羊膜、MMツイン
    上の二つよりさらに遅れて受精卵が分かれると、部屋はひとつで仕切りもない状態になります。
    これはかなりストレスフルな状態ですし、胎児の合併症など、最も高リスクになります。
    管理入院が必要な場合も多いようです。

我が家の双子は胎盤一つ、お部屋は仕切りありのMDツインでした。一卵性では最も多いタイプですね。
妊娠中に通っていた双子サークルでお話しした一卵性の双子ちゃんはみんなこのタイプでした。
妊娠中のリスクも、タイプによってかなり差があるようで、
私は妊娠初期から出産(29週で早産)するまで、妊婦健診は2週に1回と、
普通の妊婦さんの倍だったのですが、
同じ病院でも、二卵性の双子のママさんは、
妊娠中期まで月に1回と、普通の妊婦さんと同じだったと言っていました。
このように、タイプ(膜性)によって妊娠時のリスクが違うので、
自分がどのタイプなのか知っておく必要があります。ただし、膜性は妊娠12週ごろまででないと
正確に分からなくなるので、早めに診断を受けることが大切です。
私の通っていた病院では、10週ごろ診断を受けるのが望ましいとのことでした。

 



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