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双子を育てている以上

どうしても泣かせっぱなしにしておく場面というのは避けて通れません。

 我が家は双子が0歳のとき、

まめすけは1歳後半から2歳のイヤイヤ期真っ只中で、

ただでさえ手がかかる時期だったこともあり、

双子を泣かせておくなんてしょっちゅうでした。

 

まめすけの時は、

泣いたらすぐ抱っこで、

とにかく泣く時間が短ければ短いほど、

穏やかでいい子に育つと信じていました。

 双子妊娠中に、

双子サークルで、「泣き寝入りさせても仕方ない」という話を聞いていても、

そうは言っても、私はなるべく泣かせないように抱いてやろうと思ったものです。

しかし現実は。。。(^_^;)

双子が泣きっぱなしなんて余裕で、

そのうち泣いててもBGMのように気にならなくなってくる始末。
そりゃあ最初の頃は、

ごめんね、ごめんね、すぐ行くから待っててねって思うのですが、

申し訳なく感じたところで物理的に手は2本しかないわけで。

 現実問題どうしてもムリ、ってことは生じます。

 

NICU/GCUに2か月近く入院し、

退院する頃には

「2人同時に泣いたらどうしたらいいんだろう」と

オロオロ心配したものですが、

「泣いたら泣かせておく」しかない時があるということで。

 

そうなると、泣き止ませるのは諦めて、自分の中の解釈が変わっていきます。

よく、抱き癖がつくとか、泣くと肺の運動になるとか、

泣いても抱かないことを正当化する考えもありますが、

私はそれとは少し違って、

「泣いてるからと言って、イコール、泣き止ませなくてはいけないわけではない」と考えるに至りました。

 

これは、まめすけが赤ちゃんの時に少し感じていたことでもあるのですが、

 泣いてるから泣き止ませなくてはいけないというのは

ただの思い込みなのではないかと( もちろん泣いてる理由によりますが)。

 

赤ちゃんは、泣くことで何かを伝えようとしています。

つまりそれは、言葉の代わりです。

だから大人は、赤ちゃんが泣いていたら、

泣いてるのね、そうね、抱っこしてほしいのね、とか、泣いてるのね、そうね、お腹すいたよねー、と

その状況を受け止めれば最低条件はクリアというか。

 泣いてる状況を、

例えばもう少し大きくなった子どもが、

「おなかすいたよー」と言っている状況に脳内変換です。

 おなかすいたよー、おなかすいたよー、と言ってるだけなのですから、

そうだねー、ちょっと待っててねーということはあっても、

泣き止ませる(黙ってなさい!という)必要はないわけです。

 

そんな風に思ってからは、

双子が泣きっぱなしでも、

ああ、○○って言ってるのね、と受け止めるだけで、

申し訳なく思う気持ちはあまりなくなりました。

そりゃあ、すぐに駆けつけて問題を解決してあげられるに越したことはないのですが、

泣かせておくからといって、過度に罪悪を持つ必要もないのではないかと。

 

まぁ、そうは言っても、泣きっぱなしにしておくと、

ゆゆは怒ってご機嫌が直るのにすごく時間がかかりました。

その点、 ちゃちゃは泣きっぱなしでも抱けばすぐご機嫌になって根に持たないので、

ゆゆが優先される、なんてことにもなったりしましたが(^_^;)

2人ともゆゆみたいな性格だったらほんと困っていたところでした。。。



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