3歳の上の子がごっこ遊びに夢中です。
幼稚園でのできごとを再現したり
おもちゃを電車や踏切に見立てたり。
(関連記事:【育児ブログ】3歳児のごっこ遊びの付き合いで疲労困憊)
ごっこ遊びに付き合うのは
苦手という大人の人もいるようなのですが、
ごっこ遊びは子どもの記憶力や想像力が
ついてきた証拠!
他にも、いろいろと幼児の発達に欠かせない要素があるようです。
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ごっこ遊びとは?
ごっこ遊びは、
身の回りのものや、お医者さんやパン屋さんになりきって本人が「変身」するものや、
積み木やブロックなどを電車に見立てたり
お人形を赤ちゃんに見立てて遊ぶ
「見立て遊び」があります。
例:
電車ごっこ
ヒーローごっこ
おままごと
お医者さんごっこ
ごっこ遊びの意義とは?
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ごっこ遊びは、本人が経験したことをもとに
ママとお買いものしたことや、
パパと電車に乗ってでかけたこと、
日常のささいな1コマを切り取って
本人なりに再現しようとします。
厚生労働省の「保育所保育指針解説」でも、
ごっこ遊びは子どもの心身の成長に重要なものとして
とりあげています。
子どもは遊びの中で、その物の使い方について独自の着想を得てそれを試してみたり、工夫を凝らしてみたりするなど、じっくりと遊びに取り組み、考える力を育んでいきます。
子どもは、身近な大人の様子を観察し、模倣したり、イメージを取り込んでいきます。また、大人の仕事や生活に興味を持ち、それらをままごとやお店屋さんごっこなどの遊びに取り入れて遊んだり、役になりきって表現遊びを楽しみます。
大人の生活や身近な社会の事象への関心は年齢と共に高まり、
大人の手伝いをしたり、近隣の人々の生活や環境などへの興味や関心を広げ
ていきます。そして、電車やバス、消防署や図書館などの公共機関にも関心を持ち、さらに地域には様々な場があり、様々な人がいることを知っていきます。
子どもは見たことや経験したことを動きや言葉などで表現したり、興味を持った話や出来事を再現してみようとします。例えば、電車に乗った体験をもとに電車ごっこを始めたり、お店で買い物をした体験をもとにお店屋さんごっこをしたり、大人の姿や動きをまねて役になりきって楽しみます。
家庭での生活をまねたままごとなどの遊びも各年齢で繰り広げられます。これらの遊びを楽しむためには、子どもの観察力やその経験を振り返る力とともに、友達と一緒に共通のイメージを持つことが必要です。
年齢が高くなるにつれ、ごっこ遊びの中には劇遊びに発展していくものもあります。劇遊びは言葉や音楽、絵画や製作などと関連し、総合的な遊びや表現活動となり、その中で子どもは友達と共に充実感や達成感を味わっていきます。引用元: 保育所保育指針解説 序章
このように、
ごっこ遊びは子どもの表現力や社会性を身に着けるうえでもとても意義深いものなのです。
関わり方のコツは?
子どもが1人で集中して夢中で遊んでいる場合には
敢えて声をかけたり遊びに入る必要はあまりないかもしれません。
子どもが話しかけてきたり、
一緒に遊ぶよう催促してきたりしたら
子どもの「設定」に合わせて声掛けや提案などするとよいですね。
子どもの発想はときに大人の想像力では
遠く及ばないほど柔軟で自由なものです。
大人のほうで「これはこうやって遊ぶ」と決めつけず、
のびのびと遊ばせてやりたいものです。
また、子どもの表現や演技を、子どもの内面の表れとして理解しようとすることも大切です。
何をして遊んでいるのか、子どもには何が見えているのか、
大人に理解してもらうことで、その遊びが楽しくなり、更に表現しようという意欲が生まれていきます。
まとめ
子どものごっこ遊びは記憶力や想像力が高まってきた成長の証です。
また、子どもの言語や社会性を身に着けるうえでもとても重要なので
大人が子どもの遊びを理解し、自由にどんどん表現できる環境を整えることが大切です。
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