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赤ちゃんを母乳で育てているお母さんは、

母乳が足りているかどうか、

もっとよく出るようにならないだろうかと悩むことも多いと思います。



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逆に、たとえば、

甘いものや揚げ物など高カロリーなものは

おっぱいが詰まるからよくない、とか、
乳製品を食べると赤ちゃんが乳アレルギーになりやすい、

などという話を聞いたことのある人もいるかもしれません。

ほかにも、

お餅は母乳がたくさん出るとか、

逆におっぱいが詰まるとか、いろいろな情報がありますね。

 

私も第一子を完母で育てた時にはそれはそれは食事に気を遣い、

大好きな甘いものや乳製品、卵を使った食品など完全NG。

卒乳した1歳2か月まで頑張りました。

幸い息子は健康そのものでアレルギーなどもないのですが、

私の禁欲の効果なのかは定かではありません。

 

今思うと、そこまでストイックに頑張らなくてもよかったかなぁと思います。

もちろん食事の内容は母乳に影響するのは事実だと思いますが、

食べたものがそのまま母乳に出る、ということは

よくよく考えるとあり得ない気がします。

 

食べ物は一度胃で消化してばらばらに細かくなって吸収されて、

その栄養素が血液に溶けて母乳の原料になるので、

たとえば、辛い物を食べたらおっぱいも辛くなるとか、

そんな単純なことではないと思われます。

 

大切なのは、
・1日3食バランスよくきちんと食べること。特に主食(ごはんなら1食200g)をしっかりとること。
・水分をたくさん(食事からの水分も含めて1日2リットル程度)とること。

これに尽きると思います。
体を温めるのも大切なので(母乳の原料は血液なので、血流を良くするためにも)、

大根、ゴボウ、人参、しょうがなどの根菜類を多くとることも効果的です。

具だくさんのお味噌汁にして食べるとよいですね。
慣れない育児に手いっぱいでなかなか自分の食事を作っている暇もないかと思いますが、
ごはんは小分けにして冷凍しておく、

お味噌汁も多めに作り置きするなど工夫できると思います。
粗食でも母乳はしっかり出ますよ。

 

水分も温かいお茶(ほうじ茶やルイボスティー、麦茶など)で

たくさんとるように心がけましょう。

コーヒーや紅茶はカフェインが気になるので避けたいところですが、

お好きな人はまったく飲まないのもストレスですから1日2、3杯程度ならよいでしょう。

たんぽぽ茶は味がコーヒーに似ていて、母乳がよく出る効果もあるようです。

母乳のために作られたハーブティーもいいですね。

 

 

母乳のためにといろいろ我慢してストレスを感じるよりは、

何事もほどほどに、時にはあまいおやつでリラックスしてもよいでしょう。

ただし、なんでも自由に不摂生な食生活をすることは、

母乳育児以前の問題かとも思うので、

今まで食生活の乱れていたお母さんは

この機会にバランスの良い食生活にシフトしていくと、

離乳食への移行もスムーズにできるのではないかと思います。


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