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双子育児の悩みの中には、

なんで双子なんだろう、

双子じゃなかったら○○できたのに。。。

というものがあるようです。

 

双子じゃなかったら、という思い

なんで双子なんだろう、というのは、

もちろん、

双子を否定したりというネガティブな意味ではなく、

「双子じゃなかったら、泣いたらすぐ抱いてあげられるのに」

「双子じゃなかったら、もっと外に連れて行って遊ばせてあげられるのに」

という、

子どもに十分なことをしてあげられないという負い目からくるものや、

 

 

「双子じゃなかったら、夜中にこんなに起きなくていいのに」

「双子じゃなかったら、人に頼らずに1人で病院に行ったり育児できるのに」

「双子じゃなかったら、もっと気軽に外食したりママ友とおしゃべりできるのに」

といったママの気持ちです。

 

上のお子さんがいるママは、

「双子じゃなかったら、上の子にもっと構ってあげられるのに」

という思いもあることでしょう。

 

確かに、双子育児は大変です。

ひとりひとりに十分に時間をかけて

ゆっくり向き合っている余裕はありません。

 

 

育児書などを見ても、

双子の事情を考慮して書かれているわけではないので、

十分にしてやれない、という思いだけが募り

ますますストレスがかかってしまうかもしれません。

 

泣いている赤ちゃんを

抱きたくても抱いてあげられない辛さは

経験しないとわからないものがあります。

双子じゃなければもっと○○できたのに、という思いが芽生えても当然です。

こんな風に感じたからと言って、

ひどい親だなんて、自分を責める必要はまったくありません。

 

大変な時期は永遠に続くわけではない



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双子じゃなかったら、という思いは、

特に新生児から1歳、2歳くらいの時期に

強くなるようです。

大変な妊娠期を経て、

出産後から始まる怒涛の日々。

 

ただでさえ、肉体的にも疲れ切っているのですから、

気持ちもめげてしまっても当然のことです。

 

ですが、

大変な時期はずっと続くわけではありません。

そこを何とか乗り越えれば、

双子で本当によかったと思うことの方が多い日々が来ます。

 

必ず来ますから、

1日1日、何とか乗り切っていってほしいと思います。

 

私の体験談

我が家の双子の場合、

上に1歳8か月違いの兄がいたため、

赤ちゃんの育児自体には慣れた状態でした。

 

2人目(3人目)の育児ということもあり、

少しくらい泣かせて待たせるくらい

全然平気、という心持でした。

(関連記事:泣かせておくことに罪悪を感じなくてもいい)

 

また、

私の場合、

「自分が双子を産んだ」

というより、

「この子たちが双子で生まれてきた」

という思いが強かったため、

自分が十分なことをしてやれないことに負い目を感じたことはありませんでした。

 

いつも手伝ってくれる私の実母は、

双子たちが赤ちゃんの頃、

「双子はかわいそう。こんど生まれてくるときは双子に生まれてくるんじゃないよ」

なんて言っていましたが、

私は、

双子でかわいそうと思ったことはありません。

 

もちろん、

上の子のように

手間暇かけて

十分なことをしてやることはできませんし、

そのことを残念に思うこともありますが、

 

人はそれぞれ、

持って生まれた条件(家庭環境、兄弟構成など)で育っていくしかないので

双子は双子で、

与えられた環境の中で目いっぱい育ってくれれば、と思います。

 

ネガティブな思いに駆られたら

家で赤ちゃんと2人(3人)きり向き合っていると

気持ちがどんどん落ちて行ってしまうこともあります。

 

どこかに外出して

誰かと話したりするとよい気分転換になりますが、

 

双子が小さい頃は

外出するだけでも一苦労で、

外出準備するくらいなら、家にいたほうがいい、

ということで、引きこもりがちの悪循環がうまれてしまいます。

 

誰かに話を聞いてもらうだけでも

かなり気持ちが楽になりますから、

お出かけが難しい場合には

地域の保健センターなどに

電話するのもいいと思います。

 

双子の赤ちゃんを育児中のママは、

毎日毎日本当によく頑張っていると思います。

町で双子の赤ちゃんを見かけると

思わず応援したくなってしまうのも

双子あるあるですね。



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